CL SF リバプール VS ローマ

ディ・フランチェスコ

 

リバプール 5 VS 2 ローマ 1st leg
フォーメーション

 

UEFAチャンピオンズリーグ2017-18 SF リバプール VS ローマ 1st leg

リバプール 「4-3-3」
ローマ   「3-4-2-1」
リバプールのキャプテンヘンダーソンの近辺、つまりバイタルエリアを
狙い打ちするために、ローマのツーシャドウ、ジェンギズ・ウンデル、ナインゴラン。

ロングボールをジェコが、ポストプレーで落とす事によって、
ジェンギズ・ウンデル、ナインゴランが前を向いてボールを
受けられるシチュエーションを作るためのツーシャドウ。

ローマの「3-4-3」がリバプールのディフェンスに判断を
遅らせる、
リバプールのインサイドハーフ(オックスレイド=チェンバレン、ミルナー)
が出て行くと、ローマのウンデル、ナインゴランがフリーになり、
両ウイングバック(アレクサンダー=アーノルド、ロバートソン)が出て行くと
SB、CBの間にスペースがあくので、ローマのツーシャドウ(ウンデル、ナインゴラン)、FWジェコが流れ込んでいきます。

リバプール 怒濤の先制攻撃

2分 ストロートマンが枠内にシュート。
ローマはサラーにスペースを与えずに、
プレーにかなり制限をかけている。
ローマがバックラインをそろえても、
リバプールはギリギリで勝負をしかけています。
天候は雨が降り続いているので、
必然的に芝はスリッピー、
選手が各々の技量が必要な状態ですね。

立ち上がり、しのぎを削る戦い。
15分 交代者 オックスレイド=チェンバレン→ワイナルドゥム
ララナ、エムレ・ジャンが負傷のため、ベンチ入りしていない。

ローマ、サイドチェンジで横の揺さぶり、
17分 ローマのアレクサンダー・コラロフ、
得意の左足で無回転シュート、
惜しくも上段ポストに直撃。

リバプールGKカリウス、パンチングが正確に出来ていないですね。
このプレーが後々、GKカリウスのキャリアにつながることになりかねないですね。
プレシャーがGKカリウスに重くのしかかる。

ローマの低い位置にスペースがあるため、
攻守の切り替えが遅れたときに、
リバプールにチャンスが生じます。

リバプールは低い位置のスペースにいつものように、
アバウトにロングボールを放り込みながら、
ゲーゲーンプレスで3バックの脇でボールを奪取を狙っていますね。

WBが上がっているとき、中途半端でボールを奪取出来きると、
CBとSBの間にスペースがあくので、サラー、フィルミノ、マネが
ボールを受ける。
スペースが空いていないときでも、ロングボールを3トップに放り込む。

27分 マネがGKと1対1の決定機を迎えるが、
枠内にいかない、
クロップはこんな時に、ボディランゲージでアンフィールドを
盛り上げて、選手を落ち込ませずに会場を一体化。
モチベーションを高める能力が際立つ。

この時間帯ぐらいから、リバプールの怒濤の先制攻撃。
ローマは手も足も出ない時間帯が続きます。

3トップがプレスバックする事によって、
ローマに中盤を支配させない、
ローマがバイタルエリアを使おうとすると、
ヘンダーソン、ミルナー、ワイナルドゥムがカバーリングする。

CBが出足がいい守備のときには、
SBが絞って守る、
ヘンダーソンが戻ってきてリスク管理する。
このゲーム、リバプールは前に行くだけではなく、
守備の時間帯も連動性がありますね。

ローマの狙いは、コラロフがボールを持った時、
リバプールのサイドバックがいくのか、インサイドハーフがいくのか、
判断が遅れる、つまり迷いがありますね。

インサイドハーフが寄せた時、スライドが遅れて、
ウンデルに間を通される、
中盤の選手が連動してプレスをかけ、前線の選手が戻ることによって、
ローマの楔のパスを入れさせない。

リバプールは出足の速さで潰してカウンター。
いい守備がいい攻撃に繋がる、
勢い、連動した守備によって、ローマの判断力に
狂いが生じる、。
ジェコの判断が必然的に遅れる。
すべての組み合わせによって待望の得点が
生まれる。

35分 雨が降り続く中で、
フィルミノの精度の高いラストパスが、
サラーに通り、サラーの芸術的なシュートが炸裂。
リバプールが一方的な展開。

ローマの守備、切り替えの部分で、
3バックでビルドアップ、ロングボールを蹴る、
そこで、ボールを奪取されると、
WBが近くにサポートすることができないので、
3バック対リバプールが誇るスリリング3。

3バック対3トップ
個人技のぶつかり合い、サラーが外に行くと見せかけて中に入り
フィルミノの縦パス1本が
ラストパスになり、数的には同数ですが、
スペースを作り出す動き、決定力が違いますね。
45分+1 サラーが2点目ですね。

ローマ
3バックがビルドアップの時、WBのどちらかを残すか、
アンカーを残すか何故にしなかったのか、
疑問が残ります。

リバプール
サイドの深い位置ががら空き、
アレクサンダー=アーノルドがフリーになり、
ローマのWBが中途半端な位置にいて、
ここに起点が出来てしまうと、
ローマのWBが前に行くか、後ろのスペースを埋めるか、
判断力が機能しません。
ローマの3バックがなんとか埋めるが、脇があいてしまいます。
リバプールの中盤の選手が上がりだし、スローペースでサイイドチェンジ。
ローマはツーシャドウを下げ気味にして「5-4-1」でディフェンス。

46分 ローマ ウンデル→パトリック・シック
ディ・フランチェスコ監督
ナインゴランがトップ下のようになっているか、
ストロートマンが出て行って、デ・ロッシがアンカー、
「5-3-2」のシステム。

リバプール
ハーフラインでボールを持てば、
ペナルティーエリア内と変わらない、
ミルナーがナインゴランをつぶし、
ナインゴランが外からパスを出す形まで行かない。

リバプールのSBが低い起点で裏に通す、
3バックの裏のスペースにボールを入れることが出来る。

ローマはリバプールに対抗して、
2CBに2トップ(ジェコ、シック)をあてる、
SBにはWBが出て行って、起点を潰して、
後ろの選手は距離をとってリスク管理する。

デ・ロッシがアンカーの時、両脇があいてしまい、
前線がプレスを掛けないとバイタルエリアに
パスを通されて守備が破綻、
WBとSBのギャップをついてここを起点にして、
得点が生まれる。
リバプールの3トップとローマの3バックの
個人技の力量差が戦術的なものでは解決策には
なりにくいですね。

ジェズスの裏のスペースを取られないために、
コラロフの出足が必然的に遅れる。

しかし、ジェズスの裏のスペースを取られ、
リバプールのロングパスがサラーに通り、
サラーのクロスを
56分 マネが決めて3-0
ジェズスが前に出て行くと後ろのスペースが気になる。

61分 アレクサンダー=アーノルドからサラーにパスが通る、
サラーがギリギリののクロスを
フィルミノが決めて4-0。

ローマ ストロートマン、ナインゴラン、デ・ロッシが機能しません。
67分 交代者 デ・ロッシ→ ゴナロン
ジェズス → ペロッティ

「4-2-3-1」後ろは4枚でディフェンス、
前のウイングでサイドを潰して、
4バックで3トップに対抗して、1人余らせる。

交代後、すぐにセットプレー
68分 フィルミノのヘディングシュートが炸裂。
リバプール 5-0

ディ・フランチェスコの修正能力がここから、
発揮され始めます、
「4-2-3-1」オフェンス 「4-1-2-3」
ローマの得意のシステム。

アンカーの脇をダブルボランチでディフェンス、
ナインゴランが上がりジェコとの2トップと
両ウイングで前線の守備をはめる、
この事の依って、リバプールの後方から
簡単にボールが出てこない、
つまり、リバプールの4バックにはめることに成功。

ローマのオフェンス 「4-1-2-3」
ナインゴランと上がったストロートマンで
2インサイドハーフ、ウイングとサイドバックで
三角形が出来る、
サイドでボール回しが出来て、ボールを失っても、
ボールを奪い返して攻撃する。
ようやく、ローマに好循環の時間帯が訪れる。
3度目のシステム変更が功を奏しました。

リバプールの最前線の運動量が必然的に落ちてきて、しかも
ロヴレンがローマのジェコに対しマークが遅れ出す。

交代者 リバプール
サラー → イングス

ローマのサイドからコンビネーションがあったところで、
中央にスペースがあくので、
81分 ナインゴランからジェコがゴールを決める。
この時、ロヴレンがジェコのマークを遅れる。

ローマの戦術的修正が良い循環で回り出して、
ジェコのポストプレーで落としたボールを、
シャドーストライカーが受けていましたが、
ウイングが受けれるようになり出しましたね。

シックがリバプールのディフェンスを引きつけ、
リバプールのサイドバックが絞れないために、
ローマのインサイドハーフが、
バイタルエリアで受けれる展開が出来たなかで、
ナインゴランのシュートにミルナーがハンドの反則。

85分 ペロッティがPKを決めます。
リバプール 5-2 ローマ
このスコアでホイッスルが鳴り、ゲームオーバー。

かろうじて、2nd legに望みを繋ぐ。
イタリアの各クラブ共に、勝負をあきらめません。

ディ・フランチェスコ監督の予想しなかったのは
ローマの3バックとリバプールの3トップの技量差が
著しい事になりますかね。
ローマのファン・ジェズスでは失礼ですけども、
サラーを止めることは不確定要素に期待するしかないかも。

CL17/18 SF 2nd leg ローマ×リバプール

UCL SF ローマ VS リバプール

UCL SF ローマ 4 VS 2 リバプール
あと一歩のところまでリバプールを追い詰める

ローマ スタディオ・オリンピコで再び奇跡を起こせるのか

フォーメーション
ローマ 「4-3-3」
リバプール「4-3-3」

リバプール MF ララナ、エムレ・ジャン、オックスレイド=チェンバレン
DF ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプ
これらの選手が負傷欠場で、ベンチにさえ入っていない。

ローマ シックをワイドに使う、
サイドでの数的優位を活かす。
リバプールのヘンダーソンの前のスペース、
つまりフィルミノの後ろのスペースを、
ここを起点にして前線にボールを供給。

使えない時は、サイドの選手が起点になって、
楔を入れたり、トップにボールを入れたり、
裏にボール入れたり、エル・シャーラウィが
アレクサンダー=アーノルドの裏で1体1にして、
優位に運ぶ意図です。

シックに対しては高いボールを入れてボールを
落とすのではなく、低い位置に降りてきてポストプレー、
ついてきたロバートソンの空けたスペースに
フロレンツィが上がっていく。

ローマ 奇跡の逆転なるか?

8分 ナインゴランの痛恨のパスミスから、
マネが簡単に決めてゴール。
ローマ 0 VS 1 リバプール

15分 ローマ 大きなサイドチェンジからクロスを
放り込む、
その時リバプールのロブレンのクリアがなんと、
ヘンダーソンの顔面に直撃してしまって、
オウンゴール。
ローマ 1 VS 1 リバプール

ジェコ1人に対して空中戦に強いファン・ダイク、
前に出て行けるロブレンがマーク。
つまり、ジェコ1人で数的優位を作り出すことが出来ますね。

26分セットプレーからファン・ダイクがジェコ競り合って、
ジェコのヘディングが結果的に絶妙のラストパスになり、
ワイナルドゥムが難無くヘディングシュートを決めて、
ローマ 1 VS 2 リバプール
万事休すか、ローマは最低4点が必要になりましたね。

リバープール ファン・ダイク、ロブレンが空けたスペースを
ヘンダーソンが戻って埋める、
ワイナルドゥムのスライド守備、ミルナーの前に出て行く守備、
ディフェンスの連携が機能していました。

ローマのナインゴランに対してフィルミノが戻って守備、
戻れない時はそのスペースを使えるが、フィルミノが戻って
ボールを奪われた時、ローマはカウンターをうけますね。

ローマの右サイドバックがボールを保持した時、
リバープールのマネは前線でのプレスはいいが、
サイドバックの守備連携をさぼる。

マネが守備連携をしないために、
ローマの右サイドから精度の高いクロスが上げられますね。

リバープール 前線の選手は高さがなく、
基本的には裏を狙う、中盤で回収されないように、
ロングボール。
裏を狙え無いときでも、リバープールが弾き返した所に、
あらかじめ予測してのポジショニング、よって出足が鋭い。

ローマのジェコがボールを収められない時、
ウイング、インサイドハーフが予測するポジショニングが
少ないが故に得点する機会が少ないですね。

51分 エル・シャーラウィがリバープールのアーノルドを
狙い打ちして、シュート。
GKカリウスのパンチングがジェコにラストパス、
これで同点。
ローマ 2 VS 2 リバープール

53分 ローマ 交代 ペッレグリーニ → ウンデル
後3点、必要なためにウイングにウンデル
システム 「4-4-2」→ 「4-1-1-4」または 「4-2-2-2」
ダブルボランチ ナインゴラン、デ・ロッシ

アーノルドとジェコのマッチアップの様相を呈してきました、
右サイド ジェコからフロレンツィ、
フロレンツィから精度の高いクロス。

ジェコがアーノルドに流れ、あいたスペースに
エル・シャーラウィが入ってきて囮になって、ディフェンダーを
引きつけて、大外のジェコが決めてもいいし、ポストプレーもできる
システムに変更してきました。

ローマ 中盤でのパスワークを飛ばして、ロングボールを入れる、
単純明快にジェコ、シックの高さを生かしたポストプレー、
ナインゴランをあげて 「4-1-1-4」

2トップは囮になってリバープールのCBを引きつけて、
ウイングが中に入ってこれますね、
ナインゴランも囮になる事によって裏を取れますね。

69分 ローマ 交代 デ・ロッシ → ゴナロン
中盤を広くして厚みをつけるためですね、

エル・シャーラウィが戻りが遅くなり、裏にも抜けていけないので、
75分 交代 エル・シャーラウィ → アントヌッチ

82分 リバープール 交代 マネ → ラグナル・クラヴァン
システム 「5-3-2」に変更して逃げ切りをはかります。

2トップ(ジェコ、シック)に 2CB(ファン・ダイク、ロブレン)、
「5-3-2」になると2トップの横のスペースにWBが上がっていけないですね。

ローマ 4トップ (ストロートマン、ジェコ、シック、ペッレグリーニ)
に対して、
リバープール 5バック(グラバン、ファン・ダイク、ロブレン、
アーノルド、ロバートソン)、
3枚の中盤 (ワイナルドゥム、ヘンダーソン、ミルナー)
2トップ (フィルミノ、サラー)の横のスペースに、
ローマのナインゴランがビルドアップ。

より一層、リバープールが押し込まれていきます、
単純にディフェンダーを増やして、後ろの枚数を
増やすクロップ型ですね。

ローマに得点の気配が漂います、そんな時
86分 コラロフからの横パスをナインゴランが
絵に描いたようなミドルシュートを爆発!!
ローマ 3 VS 2 リバープール

リバープール 交代
87分 フィルミノ → ソランケ
ソランケが空中戦に競り勝ちましたね。
前にボールを蹴り出すしかないクロップ型ですね。

92分 リバープール 交代
アーノルド → クライン
時間稼ぎですね。

93分 ウンデルが切り返して、リバープールのハンドを誘い出す、
PK獲得、ナインゴランが決めて、
ローマ 4 VS 2 リバープール

後1点のところで無情の笛、
ゲームオーバー。

ローマ 6 VS 7 リバープール

いささか感情的ですが、
リバープールに有利な判定が多いですね。
準々決勝のマンCでもこのローマ戦でも、
明らかな誤審ですね。

エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督に
MVP!!

エウゼビオ・ディ・フランチェスコ

CL ローマをベスト4まで導く

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